最新のGPSゴルフナビゲーションシステムが徹底した進行管理・運行管理と安全性を実現。
ゴルフ場経営サポートまでトータル的にバックアップ
トップページ > 導入事例 > 長瀞カントリークラブ
PROFIL ▼
関東の名勝"長瀞"の丘陵に秩父連山を望む、都心から僅か1時間の18ホール。
ダイナミックな打ち下ろし、スリリングなショートホール、バラエティに富んだ手造りレイアウトが大自然との調和を感じさせます。

名称:
住所:
電話:
URL:
休日:

長瀞(ながとろ)カントリークラブ
〒369-1236 埼玉県大里郡寄居町金尾428
048-581-0777
http://www.kanbun-group.co.jp/ncc/
指定休場日以外無休
18H P72 6387Y
ゴルフ場からのメッセージ ▼
来年 40 周年を迎えます。テレビでゴルフ道場をやられていた小松原光夫さんの設計されたコースで、アウトコースではブラインドが6ホールあり、戦略性に富んだレイアウトになっていますが、インコースはフェアウェイが広くのびのびとプレイできる設計になっています。 1 番と 10 番は豪快なティショット打ち下ろしが楽しめる面白いコースです。 40周年イベントを今年から毎月開催していますので、ナビの体験も含め、ぜひ来場して楽しんで下さい。
 
GPSゴルフナビ導入の背景と目的
  まず導入に際しては、埼玉県の西地区はセルフ化が進んでいて、ほとんどのコースでキャディとセルフとが選択できますが、徐々にセルフに傾きつつあるという背景があります。この地区のほとんどのゴルフ場では、土日はほとんどのお客様がセルフを選択されてキャディがあぶれるという状況になってきています。
  完全セルフに営業体制を切り替えたいという状況でした。長瀞カントリーの場合は、ブラインドのホールが 6 ホールあり、打ち込み事故対策として、通常ですと250ヤード地点あたりに旗を立ててご案内するのですが、アップダウンもあるため距離の測定がリピーター様でも難しく、初めてビジターでお見えになった方にはほとんど不可能に近いものがあります。
  また、コースの攻め方も判断しにくいということもあってナビを探していました。
  ゴルフ場としては、最初に来て楽しくプレイできたコースでなければ、次に足を運ぼうという気持ちになってもらえません。自分が思った通りにコース戦略もできて、しかもスコアも良く楽しめたとなると、じゃあもう一回来ようということにつながります。そのためにナビゲーションの導入を決定しました。
  そこでどの機種を導入するかを検討するわけですが、まずゴルフナビを出している各社の機種を見ましたが、ほとんどのメーカーは既製品として出来上がっていたのです。
  たとえば距離表示ですが、ただ距離が表示されるだけでは実はダメなのです。打っていいのかどうかなどの判断基準が、ホールごとに全く違うはずなのです。打ち下ろしのホールであれば、 250 ヤード離れていても打てないケースもあります。
  また、今までキャディがいたときには、それぞれのコースの決まり事などを柔軟に伝えていたので、そのような細やかな対応が既成パッケージ品ですと対応出来ないのです。
   
GPSゴルフナビ導入の効果
  導入前はキャディとセルフの選択制でしたので、セルフだけがつながるような場合にはマーシャルを頻繁に出さなければならないということがありましたが、その分の人手はかなりかかっていました。今は管理室にいながら GPS で把握できますから、カートの位置を見てどこが混んでいるのか、ティグランドに何台待っているのか分かりますので、その場所にマーシャルを投入すれば良いというわけです。
  このコースはインコースもアウトコースもクラブハウスからスタート地点が見えませんが、ナビによってスタート時間の変更などもお客様にストレス無くご案内できるようになりました。

今まではたとえキャディ付きだとしてもお客様をコースの中に送り出してしまった後、戻ってこられるまではマーシャルからの連絡以外にコースの中でどんな状況になっているのか見えませんでした。
  ナビを導入後はコースの中でお客様がどういった動きをされているのか一目で把握できます。
  導入前には管理側で従業員が入れ替わるときなど引継ぎが大変でしたが、現在は各ホールに設定された経過時間を一定の時間過ぎれば、管理画面上で遅れているカートの色が変わりますから、引継ぎ作業も少なくて済みます。
  またマスター室に、経験の浅い者しか配置できない状況でも、ベテランのキャディマスターでなければ対応できなかったような問題が起きた際は即時にベテランに報告することで解決できたりするわけです。具体的にはベテランキャディマスターが一人いれば、あとは補助役の者で十分対応できています。
  緊急事態、つまり雷が鳴っているときや病人が出たときにも威力を発揮します。たとえば雷注意の場合は全カート一斉に放送を入れられますが、各カートに直接案内が流せることと、同時に画面に避難場所の指示が出ます。しかもそのカートの止まっている位置に応じて場所の指示が出る点もポイントです。
  同じホールであってもティグランドにいるときとグリーンにいるときとは避難場所が違ってきます。このナビはカートの止まっている位置から自動的に判断して、ご案内するわけです。ただ単に 18 ホールの図で避難場所の位置だけを示すものではないですよ。現在いる場所に応じて避難場所をご案内するわけですから。

やはりもっとも良かった点は、それぞれの管理体制のリサーチ、コースのリサーチ、お客様のニーズなどを把握して頂いた上でカスタマイズして導入してくれるということですね。管理側である私どもからの要望だけではなく、プレイされるゴルファーの視点でもきちんと提案して頂いたことが非常に良かったと思います。
   
今後ナビに期待すること
  スコア集計やレストランのオーダー機能など様々なオプションを開発されていると聞いていますが、個人的に期待しているのは、忘れ物対策機能ですね。クラブをどこかに置き忘れたなと気付いた時点で対処できるといいですね。つまりお客様の記憶があいまいになる前に対処するほうが、管理体制側としては探す手間も少なくて済みますし、その結果お客様にも快くプレイしていただくことにつながります。

 
Copyright (C) 2007 Daioh Corporation. All Rights Reserved.